束ね熨斗、Vintage本藍染めのアロハシャツ

延寿を表す吉祥柄

熨斗鮑の「のし」は延寿に通じ、アワビは長寿をもたらす食べ物とされたため、古来より縁起物とされ、神饌として用いられてきました。それを文様化したものが、束ね熨斗です。

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• 延寿を表す吉祥柄
• ビンテージの藍染め
• 雪ん子絣とのコンビネーション

着込むほどに味が出てくる本藍染め

熨斗とは元々、鮑の肉を薄くそいで、長く引き延ばし乾燥させたもので、細長く折りたたんだ色紙の中に入れ、吉祥物として祝儀などの贈り物に添えられていました。 これを文様化したものが束ね熨斗で、細長い紐状の熨斗を束ねて結んだ図柄が特徴です。
このアロハシャツは、その束ね熨斗が白く染め抜かれたビンテージの藍染めの風呂敷を使って仕立てました。
本物の本藍染めなので、最初はかなり色落ちしますが、着込んで行くうちにどんどん良い味が出てきます。 自分だけの藍色に育ててください。
前立ての内側や襟裏には、ビンテージの雪ん子絣を使い、アクセントにしています。
　
　

ボタンや縫製について

襟には高瀬貝のボタンを、 前立には、素朴な木製のボタンを合わせました。 サイドスリットには、 別の着物のハギレをアクセントとしてあしらっています。
ポケットは柄を合わせ、貴重な生地を贅沢に使用しています。
また、藍と白のコントラストを活かすため、 地色に合わせて縫い糸の色を細かく変え、丁寧に縫製しました。
　

生地のコンディションについて

ビンテージの藍染め風呂敷を素材としていますので、 経年の使用によるスレや傷みなどのダメージがあり、 一部は共布で補修を施しています。
しかしながら、この素材の優美さを損なう程ではなく、 袖を通す最初から、Vintage・USEDの風合いをお楽しみいただけます。
　
お買い上げいただき、ありがとうございます。